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「解体現場」。
その言葉の響きから皆さまは何を想像されるでしょうか?土埃を立てながら、作業員たちが力づくで建築物を壊していく、そんな様子かもしれません。
でも実際はちがいます。養成シートの向こう側で行われているのは、建物を形作っていたピースを1つずつ外していくような、繊細で美しい作業です。
そうした作業に誇りを持って臨み、時に危険をともなう内容でも安全に遂行できる人の技と心で満たされた場所。
それが芽生コンストラクションが管理する解体現場の姿です。

私たちが解体現場をそんな場所にするのには、相応の年月を要しました。
そびえ立つ高層ビルや、何棟にも連なる施設、巨大な埋設物がある工場など、数多くの現場と向き合う中でたどり着いたのは、解体現場なのにきれい、ではなく解体現場だからこそきれいであるべきだという信念です。
計画図面からの指示と現場の作業が互いに衝突していては、事故や環境破壊はもちろんのこと、きれいな現場はありえません。
双方を尊重し、そのポテンシャルを最大限に引き出す中立の立場でのマネジメントがあれば、現場は自ずときれいになっていくことを、私たちは知りました。そしてきれいな解体現場からは、そこに携わるすべての人にとっての誇りが芽生え、若い世代にとっての憧れが芽生え、次の美しい建物が芽生えていきます。

芽生コンストラクションのシンボルは、見つけた人に幸せをもたらすと言われる四つ葉のクローバー。社名とともに、そこには人や地域、社会や地球と調和し、思いやる心が四方八方に芽生え、多くの人達の幸せに貢献できる企業でありたい、という思いの顕れです。 私たちはこれからも、きれいな解体現場を通じて、安心して次の種を蒔ける社会創りに貢献していきます。

代表取締役 吉田 佐希子